ECサイトの基幹システムで求められる事とは?
どんな人でも気軽に商品の購入ができる。これがECサイトの売りであり、大切な部分ですよね。そのようなECサイトの特徴を考えた場合、どんな基幹システムを選べば良いのでしょうか?選ぶ観点はあるのでしょうか?それはズバリ、冗長性、性能、保守性の3つの観点です!一つずつ解説していきましょう。
①冗長性:エンドユーザーがいつでも利用できる
一つ目は「冗長性」です。仮に、基幹システムが障害で突然ダウンしてしまったらECサイトはどうなるでしょうか?エンドユーザーから見ると、サイトにアクセスできなくなります。つまりECサイトのサービスを利用できなくなります。当然、機会損失につながりますし、顧客満足度も駄々下がりです。エンドユーザーは他のECサイトに行ってしまうでしょう。だからこそ、基幹システムがダウンしないよう、「冗長性」に特化したシステムを選ぶべきなのです!
②性能:エンドユーザーが快適にサイトを利用できる
二つ目は「性能」です。先ほど挙げた観点である、「冗長性」をクリアした基幹システムだとしましょう。エンドユーザーがアクセスしたい時にいつでもそのECサイトにアクセスできるというわけです。しかし、「次へ」ボタンを押してもいつまで立っても次の画面に移らない。
早く次の商品を見たいと思っている、エンドユーザーはイライラしてきます。このような状況は、多くのエンドユーザーが短い時間でアクセスを集中させた時に発生します。基幹システムの「性能」の観点が疎かになってしまうと、このような状況が多発し、顧客満足度が低下してしまいます。良いECサイトを提供するためには、「冗長性」と同じくらいの重要度で「性能」がしっかりした基幹システムを選択すべきなんです。
②保守性:障害が起きても短時間でサイトを復活させる
三つ目は「保守性」です。「冗長性」の重要性をご紹介しましたが、それでもシステム障害が発生してしまうこともあります。だからこそ「保守性」を高め、仮に障害が起きたとしても短い時間でシステムを復活させ、エンドユーザーに迷惑をかけない取り組みを営む事が大切です。「保守性」を高めるには、基幹システムに障害が発生したら、すぐにアラームを担当者に知らせるシステムを選ぶべきです。そうしなければ最悪の場合、エンドユーザーからのクレームで初めて障害の発生を知ることになります。これだけは避けたい所です。実際に障害が起きたらどうするかを常に意識すべきでしょう。
基幹システムで重要な3つの観点 ~まとめ~
いかがだったでしょうか?より良いECサイトの提供にはデザインなどエンドユーザーの満足度上げる営みも重要ですが、いかにエンドユーザーの満足度を下げないかということも重要です。基幹システムに重要な3観点を常に持ち、より良いECサイトを提供しましょう!!
クラウドサービスが広く利用されている現在、基幹システムもクラウドサービスを利用するケースが増えています。
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